人造真珠工業は、明治末期、光珠商であり貿易商であった大井徳次郎氏がフランス製品を入手し、その研究を当時の大阪商品陳列所所長平賀義美氏に依頼したことに始まるといわれています。
そして大正にはいると、ガラス玉を原玉とする現在の人造真珠が作られることになり、その後、プラスチックの原玉も使われるようになりました。
さらに養殖真珠と同じ貝核を原玉とした「貝パール」と呼ばれる人造真珠も作られるようになりました。現在人造真珠は世界の国々において日本の代表的なアクセサリーとして知られ、独特の高度な技術により優れた製品を生みだしています。
また経済性にも富み、当初アメリカ、ヨーロッパで人気を得て、その後世界的に好評を博し、各国に輸出しています。
今日の個性化する消費者指向、ファッショントレンドの多様化により、ネックレス、イヤリング、タイピン・カフス、バレッタ、ヘアーオーナメントなど多品種開発が行われ、フォーマルにもカジュアルにも合わせられるファッションアクセサリーとして国内においても重宝されています。
またダルマ、帆船、小物入れ、人形などルームアクセサリーの分野にも画期的な新製品を創造し、長年に亘って培われた技術を生かし日本においても世界においてもその地位を確立しています。

